2012年8月30日
平成25年度3月期、第2四半期(1/21~7/20)累計の連結決算は下記の通りとなりました。
売上高 9,152百万円 (前年実績 9,530百万円)
経常損益 112百万円 ( 同 △114百万円)
純損益 43百万円 ( 同 △369百万円)
経常損益 112百万円 ( 同 △114百万円)
純損益 43百万円 ( 同 △369百万円)
弊社が第2四半期累計において純損益を黒字化出来たのは平成12年7月期以来のことで実に12年振りとなり、V字回復に向けて計画を上回る好決算となりま した。弊社の決算は長らく上半期の赤字を下半期の黒字で埋めるというパターンを続けてきておりましたので、投資家の皆様に安心して業績推移をお見守り戴き たいと考えて来年度よりは3月決算とし、上期から安定的に黒字計上が出来るように今年の株主総会で変更を決議して戴いたのですが、それを待たずに黒字化を 実現出来ました。直接的には昨年度より取り組んで参りました抜本的な改革を本年度は更に深化させて来たことに依る成果ではありますが、これも偏にお客様の 温かいご支援の賜と深く感謝申し上げる次第です。
この間、当社主力業態であります『和食麺処サガミ』の既存店売上高は前年同期比で1.1%上昇致しました。昨年度秋のメニュー変更時に高単価商 品の価格を下げたことがご注文数の伸びに繋がり、結果として客単価を押上げた大きな要因となりました。一方、メニュー政策、販売促進政策の見直しなどにより、売上原価率は前年同期比で0.8%改善致しました。また人員配置の適正化などの継続的な効率化を実施した結果、前年同期比でFLR(食材費、人件費、 賃料)比率では上記の0.8%を含み、1.2%の改善となりました。
また新たな取り組みとして、『和食麺処サガミ』において、咀嚼力が低下したご高齢の方にも外食を楽しんで戴けますよう、食材の元の形状を維持し たまま酵素で柔らかくする技術(広島の研究施設が特許を取得した凍結含浸法)を用いて開発したメニュー、やわらか食『銀扇御膳』のご提供を始めました。こ れは、ご高齢者向け食品・介護用食品に活用されている技術ですが、外食企業での実用化は初めてとされています。日本は世界で最も早いスピードで超高齢化社 会が進んでいます。ご高齢のお客様にも多くご来店戴いている弊社と致しまして、地域社会の活性化へ貢献できる努力を今後も続けて参ります。
もう一つ新しい取り組みと致しまして、東名高速道路上り線、新城パーキングエリア内に『陣屋サガミ』を7月13日開店致しました。サガミグルー プとして創業以来初めてとなる高速道路出店であります。店舗は、天正3年5月に三河国長篠城(現愛知県新城市長篠)を巡って織田信長・徳川家康連合軍と武 田勝頼軍が激突し、信長の火縄銃3000丁の3段撃ちで知られる『長篠の合戦』の古戦場から7Kmとほど近いことから、この合戦をモチーフとしており、飾 格子と木目で織りなす和モダンな空間と、合戦の記憶を融合させたデザインとなっております。
飲食コーナーでは、サガミの強みである“そば・きしめん”を中心に自社製粉のそば粉で製麺した「特選十割そば」や「稲荷きしめん」、「三河鶏親 子丼」などをご提供しております。パーキングエリアという立地上、他店にはない物販コーナーを設け、サガミ秘伝の返しでじっくり煮込み、常温でお持ち帰り 戴ける“手羽煮”や、愛知県愛西市(旧立田村)の蓮根を使用した“蓮餅”などのオリジナル商品をはじめ、戦国武将グッズや近隣地域のお土産品等も販売して おります。弊社では今後首都圏での出店に注力する計画ですので、日本の大動脈である東名高速道路に出店することで、知名度向上に相乗効果が生まれるものと 期待致しております。関西・名古屋方面から静岡・関東方面に向かわれる際には是非一度ご来店下さいませ。
一方海外事業におきましては、中国上海市において延安西路店を4月18日に開店致しました。本店舗は2号店の虹橋店を大型開発の為に閉店したことによる移転開店で、合計の店舗数は5店舗の儘となります。上海の事業におきましては、既存店売上前年比104%と好調に推移しております。今後は新た な業態モデルの開発に取り組み、更なる多店舗展開の準備を進めて参ります。
今年度は海外勤務希望者を対象に100 名の上海2週間研修を順次実施中ですが、本日迄に36名が参加し、現地の市場調査や上海盛賀美店舗での勤務体験を行っております。語学研修では週一回本社 にて中国語学習を行っておりますが、今後は併設して英語学習も実施し、グローバル化に対応できる従業員の育成に努めて参ります。
代表取締役社長 鎌田 敏行
(平成24年8月30日)
(平成24年8月30日)
2012年5月30日
今年度第1四半期 (1/21-4/20) の連結業績は下記の通りとなりました。
売上高 4,489百万円 (前年同期比△3.4%)
経常損益 △67百万円 (同 +125百万円)
純損益 △127百万円 (同 +105百万円)
売上高 4,489百万円 (前年同期比△3.4%)
経常損益 △67百万円 (同 +125百万円)
純損益 △127百万円 (同 +105百万円)
昨年度から組織改革、制度改革、意識改革に取り組んでおりますが、本年度はこれを 更に深化させております。本年度期首から “No.1 Noodle Restaurant Company”をグループビジョンとして掲げ、①グループ経営の強化、②科学的経営の推進、③人事制度の見直しなど14項目をグループ全体の改革項目と して定めると共に、グループ各社毎に目標や 取組方針を策定致しました。上記数値の改善は、改革の方向性を明確化すると共に現場でのQCサークル活動継 続、つまりはトップダウンとボトムアップの融合が実効ある改革に繋がった結果であり、それをまたお客様に直接・間接にご評価戴けた結果だと思います。
改革の根幹は私を含めた役職員全員の意識改革にあると考えております。その為に人事制度を 変革し、人事異動を定期化すると共に、サガミの更なる国際化推進の為に海外人材の裾野を広げる「100人上海研修」も進めています。上半期で30名、下半 期で70名が2週間ずつ上海盛賀美(サガミ)で研修しますが、この規模の海外研修は創業以来初めてのこととなります。昨年から本社内で中国語の会話教室を 始めておりますが、上海研修から戻った社員間では単に中国語学習熱が高まって来たのみならず、新たな提案や海外雄飛を夢見る意見がでるなど大いに手応えを 感じています。
4月19日開催の定時株主総会で5議案全てをご承認戴きました。この中のトップ2議案に就いてご説明申し上げます。
1. 資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分 繰越利益剰余金がマイナスとなっておりましたが、資本準備金等を減少させてこれをゼロにするものです。これに依って純資産額の合計に影響がある訳ではあり ませんが、こうした議案を毎年提出することはできませんので、「今後は赤字を出さない」覚悟であることを内外に示したことになります。
2. 決算期変更(1月20日から3月31日に) 従来は、繁盛月が下期に偏っていた為に上期の赤字を下期で埋める構造となっていました。これを、上期でも下期でもしっかりと利益計上して、投資家の皆様に安心して業績推移をお見守り戴けるように変更したものです。
1. 資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分 繰越利益剰余金がマイナスとなっておりましたが、資本準備金等を減少させてこれをゼロにするものです。これに依って純資産額の合計に影響がある訳ではあり ませんが、こうした議案を毎年提出することはできませんので、「今後は赤字を出さない」覚悟であることを内外に示したことになります。
2. 決算期変更(1月20日から3月31日に) 従来は、繁盛月が下期に偏っていた為に上期の赤字を下期で埋める構造となっていました。これを、上期でも下期でもしっかりと利益計上して、投資家の皆様に安心して業績推移をお見守り戴けるように変更したものです。
上記の通り体制を変革し、サガミは大いに活気づいております。これからはざる蕎麦が美味しい季節ですので、どうぞ皆様、店頭の石臼で挽いた美味しいお蕎麦を味わって戴きたく、従業員一同ご来店をお待ち申し上げております。
代表取締役社長 鎌田 敏行
(平成24年5月30日)
代表取締役社長 鎌田 敏行
(平成24年5月30日)
2012年3月12日
3月1日、平成23年度の決算を発表させて戴きました。通期の連結売上高は195億円と計画比1.0%減、前年比で2.8%減、当期損益は △743百万円と前年比では478百万円改善しましたが、計画比では443百万円下方修正となりました。しかし、損失の増加は業績低迷店舗等の減損計上を 積極的に進めた結果であり、当社の収益力は着実に向上しております。
連結の営業利益は146百万円、経常利益は149百万円でした。 これは計画比で夫々136百万円、149百万円の改善、昨年比で夫々376百万円、354百万円の改善となります。これは昨年来進めてきた経営効率化が奏 功したもので、平成23年度は上期でも通期でも、10年振りとなる、計画値に対しての上方修正発表をさせて戴くことが出来ました。
1 月21日の新年度開始に当たって、大幅な組織改革を実施致しました。サガミグループの外食店舗をサガミチェーン、第二サガミ、海外グループに分け、サガミ チェーンはほぼ主力業態の「サガミ」専業となり、それ以外の業態を第二サガミの位置づけの㈱ディー・ディー・エーに全て移管、そして上海盛賀美餐飲有限公 司とその日本側のパートナーである㈱エー・エス・サガミが海外での直営とFCの店舗を担当する体制と致しました。
今年度は主力業態であるロードサイド型「サガミ」の出店は計画しておりませんが、来年度は出店を再開致します。その為にサガミチェーンは「サガ ミ」業態の研ぎ澄ましに今年は注力します。第二サガミは「どんどん庵」と「製麺大学」のセルフうどん業態、コンパクトな和食団欒食堂の「あいそ家」、「サ ガミ」から転換する新業態、そしてFCジーの「丸源ラーメン」「かつや」「たい夢」を担当し、宅配にも取り組みます。
今年は、昨年度 期末日である1月20日に開店した「盛賀美SAGAMI」と「あいそ家鹿山食堂」を皮切りに、3月14日に新業態の和食ビュッフェ「もんぺとくわ」江南 店、3月21日に「あいそ家平子橋食堂」、4月15日に「丸源ラーメン河内天美店」、4月20日に「かつや日進店」を開店致します。「サガミ」の首都東京 での知名度向上を狙ったビルインタイプの店舗を都心・副都心に出店する方針で、その第一号として「盛賀美サガミ青山店」を東京都港区に6月頃開店予定です が、それ以外にも出店を進める計画で、大型集客施設内などの特殊立地を含めて検討を進めております。又、「どんどん庵」部門でも再成長に向けての新店を出 店する計画です。
今年度の出店では夫々の目的を明確にしております。「盛賀美SAGAMI」は中国でのFC展開の為に現地に開設する プロトタイプ店の実験店、「鹿山食堂」「平子橋食堂」は「あいそ家」の小型店舗版であり、将来のFC展開も視野に入れております。「もんぺとくわ」は「サ ガミ」の業績低迷店の業態変更店であり、サガミ創業以来初となる和食ビュッフェですが、全テーブルに電源を配置してスマートフォンや携帯端末の充電に対応 すると共にWi-Fi環境を整え、又、業界でも珍しいとされている電気自動車用の電源も設置しております。勤務先や自宅以外で仕事をされるノマド族の方々 のご利用も期待する、時代最先端の店づくりとなっております。
4月に開催の株主総会で決議されることが前提ですが、今年度は重要な体 制変更を2件、取締役会で決議致しました。一つは決算期の変更で、1月20日締めを3月31日締めに変更します。二つ目は現在マイナスになっている利益剰 余金をゼロにすることです。弊社の決算は長らく上半期が赤字、下半期が黒字という状態が続いておりました。これでは投資家の皆様に安心して見て戴けていな いという問題点を感じておりました。繁盛月が下半期に偏っていたのを修正して、一部の繁盛月を上半期に編入することを主たる目的とするものであります。最 近の収益体質の改善で、繁盛月を編入しなくても上半期から黒字計上できることになる可能性が高まって参りましたが、安全を見て、そして中国等外国との連結 を想定致しますと月末締めが望ましい為に変更することと致しました。これにより、今年度は平成25年3月31日迄の14か月と11日の決算となる予定です。
昨年3月11日の東日本大震災から丁度1年となります。弊社が本拠とする中部地域はいずれ大地震が来る可能性が大きいと言われて おります。弊社のモットーの一つは「食文化を通じて地域社会に貢献する」でありまして、そのような災害時に何ができるかを経営会議で議論して参りました。 結論と致しまして、被災者の方々に下記の対応をさせて戴くことと致しました。 *被災地近隣の店舗では、店舗の食材在庫がなくなるまでお食事を提供する。
*水を提供する。
*トイレを提供する。
*判る範囲で震災情報を提供する。
*携帯電話・携帯端末用の電源を開放する。
*水を提供する。
*トイレを提供する。
*判る範囲で震災情報を提供する。
*携帯電話・携帯端末用の電源を開放する。
弊社はこの度、相模女子大学様(本部:神奈川県相模原市)と提携致しました。同じ「サガミ」繋がりということで学生の方にメニュー提案を戴き、選ばれたメ ニューを二つ、3月8日から4月8日迄の間、町田から小田原迄の7店舗でご提供させて戴くこととなりました。今後、同大学とは協業を深めて参ります。
100%子会社である㈱ディー・ディー・エーの守山工場と守山事務所を閉鎖し、夫々弊社の尾西工場と本社に統合致します。3月中には統合が完了する予定 で、結果として㈱ディー・ディー・エーの事務部門と弊社の事務部門を統合します。これにより、サガミグループはグループとしての一体感を更に高めることが でき、V字回復に向かう態勢が整うこととなります。
代表取締役社長 鎌田 敏行
平成24年3月12日
2011年11月30日
本日、第3四半期の決算を発表させて戴きました。第3四半期累計の連結売上高は前年同期比3.1%減の約145億円となりましたが、営業利益で約 310百万円、経常利益では約280百万円の対前年比での改善となり、第2四半期比でも夫々約70百万円の改善とすることができました。
今年度は従来の慣習に囚われない抜本的な改革を標榜してお客様起点の視座に立ち返り、聖域なき改革を推進して参りました。それは意識改革、制度改革、組織改革に分かれますが、目指すところは効率経営、グループ経営推進です。
店舗当りの売上増加が今後は大きくは期待できないと判断せざるを得ない環境ですので、本社と店舗のコスト構造を、売上が伸びなくても利益をしっかりと計上 できる体質に改革して行く必要があります。効率経営の一環として、まずはFLR(Food=食材費、Labor=人件費、Rent=賃料)の削減に取り組 み、一定の成果を出せたことは、前回ご報告させて戴きましたが、その後も引き続きFLRの更なる低減を深耕させると共にFLR以外のコスト削減並びに店舗 経営の効率化を推進して参りました。その結果、売上が前年売上を多少下回っても利益をかなり積み増しできる体質に変貌しつつあり、それが上記の結果に繋 がっております。
10月から11月にかけて合計15回、各地区の会場を回り、全ストアマネージャー(店長)との直接対話をして参りました。最近の業績回復もあり、前線の指 揮官であるストアマネージャーの顔が自信に溢れ、漲っているやる気を肌で感じることができました。同時に、私の更なる改革への意欲とその進め方を直接伝え ることができ、大変有意義でした。効率経営を推進する為に、来年度は組織の更なる改革と人事の大幅異動を計画しておりますが、第一線で活躍しているストア マネージャーのパワーに接し、それを断行するのに何等躊躇は不要との確信を得ることができました。
サガミグループはどんどん進化しています。今年度はサガミ回復基調を鮮明にし、来年はV字回復を目指して参ります。サガミの味噌煮込みがおいしい季節とな りましたので、投資家の皆様に於かれましては、サガミの変化を見がてら、是非ご来店戴きたく存じます。 引き続き一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成23年11月30日
以上
2011年8月31日
本日第2四半期の決算を発表致しましたので、一言ご挨拶申し上げます。
売上高は対前年比で連結が1.0%減、単体は0.4%増とほぼ前年 並みでしたが、営業利益は夫々約240百万円、経常利益は夫々約210百万円、当期純損益は夫々600百万円を越える改善となりました。これに先立ち、8 月22日に計画値からの修正発表を致しましたが、上方修正は過去10年で初めてです。国際市況商品の値上がりや需給環境の変化を受けて、昨年同期比で植物 油が約2割、主力メニューの原料である玄蕎麦が約8割も値上がりするなど、大変厳しい状況ではありましたが、各担当部署の努力で、FLR(Food=食材 費、Labor=人件費, Rent=地代・賃料)の三大費用要素の全てで比率を下げることが出来ました。
売上高は対前年比で連結が1.0%減、単体は0.4%増とほぼ前年 並みでしたが、営業利益は夫々約240百万円、経常利益は夫々約210百万円、当期純損益は夫々600百万円を越える改善となりました。これに先立ち、8 月22日に計画値からの修正発表を致しましたが、上方修正は過去10年で初めてです。国際市況商品の値上がりや需給環境の変化を受けて、昨年同期比で植物 油が約2割、主力メニューの原料である玄蕎麦が約8割も値上がりするなど、大変厳しい状況ではありましたが、各担当部署の努力で、FLR(Food=食材 費、Labor=人件費, Rent=地代・賃料)の三大費用要素の全てで比率を下げることが出来ました。
しかし、通期見通しにつきましては、当初計画を据え置かせて戴きました。今回の改善が東日本大震災の影響を克服してのものですので引き続きの改善が 期待できますし、下期も経営体質の改善を鋭意進めて参る訳ではありますが、金融不安の増す欧州経済と低迷から抜け出せない米国経済の国内経済に与える影響 は大きく、又、安定感に欠ける国内政治や歴史的円高に依る景気の不透明感が強まっている為であります。
本日は100%子会社だったベーカリーショップの㈱ボンパナの全株譲渡も発表致しました。現在グループ全体の経営改善に取り組んでおりますが、その 一環であり今後は経営資源を「そば・うどん」と「海外・FC」に集中させて経営効率を高めて参ります。尚、ボンパナでの優待券使用は当面継続とさせて戴きます。
本業での施策では100万人アンケート、割り増しボーナス制度であるお客様賞、FLRの削減を期初に掲げました。この中でお客様賞の開始は下期から となりましたが、100万人アンケートでは想定外のお客様の声を伺うことができ、早速改善に取り組みました。「サガミ」では店頭の石臼で挽いたそば粉を 使って店内で製麺しておりますが、この認知度が当社の想定を下回ったことから石臼の運転時間を延ばし、7年ぶりとなるTVコマーシャルで石挽きそば・店内 調製を訴求致しました。加えまして、「サガミ」の店頭にてご自宅でできるそば打ちセットとそば粉を販売することと致しました。これから新そばの季節を迎 え、「本物」の認知度が高まることを期待致しております。 子会社の㈱ディー・ディー・エー(DDA)では従来セルフうどんの「どんどん庵」のみを 直営・FCで展開して参りましたが、グループ経営を推進する為に当社から同じくセルフうどん業態である「製麺大学」及び当社がフランチャイジーとなってい る「丸源ラーメン」「かつや」等を9月には移管して3事業部体制とする方針です。この度当社からDDAに取締役を派遣して経営陣を強化しましたので、新体 制で経営改革を進めて参ります。
海外店舗は上海で現在「盛賀美」6店舗となっております。これはすべて直営ですが、今後はFCで店舗展開のスピードを上げて参る方針です。その為の モデル店舗を上海に開設する計画ですが、その前に名古屋市内にその原型となる店舗を出店することと致しました。両店舗共に社内公募で立ち上げたプロジェク トチームが中心となって取り組むこととなりますが、社内活性化という意義ある副産物も生まれております。
ボンパナの譲渡に依って、サガミグループの外食ブランドは下記の10業態となりました。投資家の皆様に於かれましては、是非国内外の当社店舗にて変化を実感して戴ければと存じます。今後ともご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
サガミ、あいそ家、さがみ庭、どんどん庵、あんかけスパDONDONあん、製麺大学、上海盛賀美、丸源ラーメン、かつや、たい夢
平成23年8月31日
以上
2011年6月1日
2011年1月の社長就任から約5か月が経過致しました。
この間、改革のスピードアップを図る為、年初からの施策に加えて取締役の任期を 2年から1年に変更し、株主様のご承認を戴いて新たなサガミグループの第一歩を踏み出すことができました。また、お客様の利便性向上を図る為、株主優待券 の取扱い範囲を石窯パン工房の「ボンパナ」、セルフうどんの「どんどん庵」にも拡大致しました。
社内に於きましては、会議体系を見直すと共に会議内容も刷新し、議論を活性化することに依って会議出席者自らが改善・改革の主体となるという共通認識が醸成されつつあります。
子会社各社も同様に、従来の独立性の重視から情報の共有と相互交流重視に転換し、業態ごとの強みを最大限発揮できるグループ経営を目指しております。注力 分野の一つであります中国市場では、上海盛賀美が3月に6号店として「静安店」を開店し、お蔭さまで上海市民の皆様から大変ご好評を戴いております。
この間、改革のスピードアップを図る為、年初からの施策に加えて取締役の任期を 2年から1年に変更し、株主様のご承認を戴いて新たなサガミグループの第一歩を踏み出すことができました。また、お客様の利便性向上を図る為、株主優待券 の取扱い範囲を石窯パン工房の「ボンパナ」、セルフうどんの「どんどん庵」にも拡大致しました。
社内に於きましては、会議体系を見直すと共に会議内容も刷新し、議論を活性化することに依って会議出席者自らが改善・改革の主体となるという共通認識が醸成されつつあります。
子会社各社も同様に、従来の独立性の重視から情報の共有と相互交流重視に転換し、業態ごとの強みを最大限発揮できるグループ経営を目指しております。注力 分野の一つであります中国市場では、上海盛賀美が3月に6号店として「静安店」を開店し、お蔭さまで上海市民の皆様から大変ご好評を戴いております。
当期は原油価格の高騰や原材料価格の上昇が懸念される中、3月の大震災により日本のみならず世界経済にも影響を及ぼす事態となり、先行きの不透明感は払拭できません。
このような状況下、第1四半期の連結売上高は4,645百万円、(前年同期比1.0%減)となりました。経費削減計画等により販売費及び一般管理費を20 百万円削減した事等により、営業損失は194百万円(前年同期は227百万円の営業損失)、経常損失は199百万円(前年同期は195百万円)となりました。
また減損損失3百万円の発生等により四半期純損失は233百万円(前年同期は483百万円の純損失)の結果となりました。
このような状況下、第1四半期の連結売上高は4,645百万円、(前年同期比1.0%減)となりました。経費削減計画等により販売費及び一般管理費を20 百万円削減した事等により、営業損失は194百万円(前年同期は227百万円の営業損失)、経常損失は199百万円(前年同期は195百万円)となりました。
また減損損失3百万円の発生等により四半期純損失は233百万円(前年同期は483百万円の純損失)の結果となりました。
しかし、企業として従前のように毎期安定した配当ができるように、早急に経営基盤を固め成長ステージに移らなければなりません。そのために期首からの取り 組みであります (1)お客様基点の視座と客数増、(2)効率経営、(3)経費削減そして(4)グループ経営推進 を更に推し進めて参ります。
具体的な一例と致しまして、日本ゼネラルフード株式会社様と今般業務提携を致しました。両社で調達に関するノウハウを共有し、資器材調達の効率化やインフラの相互活用などで調達コストの削減を目指して参ります。
また、低採算店を外食他社のFC店舗に改装することで、新規出店に比べ初期投資を抑え従業員の雇用を維持しつつ利益の増加が図れております。この一環として、「サガミ」からの業態変更で2号店目となる「丸源ラーメン」を奈良県橿原市に今夏出店することと致しました。
具体的な一例と致しまして、日本ゼネラルフード株式会社様と今般業務提携を致しました。両社で調達に関するノウハウを共有し、資器材調達の効率化やインフラの相互活用などで調達コストの削減を目指して参ります。
また、低採算店を外食他社のFC店舗に改装することで、新規出店に比べ初期投資を抑え従業員の雇用を維持しつつ利益の増加が図れております。この一環として、「サガミ」からの業態変更で2号店目となる「丸源ラーメン」を奈良県橿原市に今夏出店することと致しました。
今後とも従来の慣習に囚われない様々な施策を重ね、従業員の意識改革・経営力の向上に努め、発展し続ける企業を目指して参りますので、投資家の皆様に於かれましては引き続き一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成23年6月1日
以上
統合報告書